2018年9月17日月曜日

#B20:北海道・札幌の韓国バー サラン⑩2018北海道地震後(Korean Bar Saran, Sapporo, Hokkaido)

今回は、訪問していないのですが、北海道地震後のサランの営業状況について、書いてみたいと思います。

ちなみに、「サラン」は、札幌「すすきの」にある韓国バーで、東京のKorean Girls Barは韓国人の場合がほとんどですが、ここは、スタッフが全員KPOPファンの日本人スタッフのお店です。

●「サラン」の状況

平成30年9月6日3時7分 北海道の千歳空港の南の胆振地方東部で、地震がありました。

地震が発生してから、札幌でも、停電と断水があり、コンビニや信号も真っ暗で怖かったらしいです。

 「サランに行こう」と思っていた人も、今は、躊躇するかも知れません。

実際は、翌日の夕方には「サラン」も電気が戻ったようで、翌々日の9月8日(土)から営業を開始することになったようです。

当初、20%の節電を呼びかけられていましたが、お店では節電が難しいですね。(何をしたらよいか、わからないですね。とにかく電気をできるだけ消すということでしょうが。)

9月19日になって、ようやく、北海道電力の苫東厚真石炭火力1号機が復旧して、通常の冬期間の「無理のない節電をお願いします」という状況になったようです。

今回、北海道のコンビニチェーン・セイコマートは、停電時の対応もきちんと決めていたようで、品薄でも、継続して営業していたようです。(改めて、セイコマートはすごいと思いました。)

ガソリンスタンドも、1回10リットルに制限などはしていましたが、継続して供給していました。今回のことを考えると、燃費の良い、ハイブリッド車のプリウスなどの価値は再評価されると思います。

北海道は、観光客の宿泊キャンセルも相次いでいるとのことですので、こんな時だからこそ、「興味があるっ」という方は是非行ってみてはいかがでしょうか?

ちなみに、サランは、通常、日曜日がお休みですが、月曜日に祝日がある場合、日曜日が開店日になります。

9月16日(日)営業、9月17日(月)休み
9月23日(日)営業、9月24日(月)休み

で、さらに、9月28日(金)、9月29日(土)が、店長の生誕祭(誕生日お祝い会)とのことですので、盛り上がれると思います。(リアル誕生日は、9月12日ですが、少し遅らせたみたいですね。)


☆お店データ
2020年2月28日で営業終了
韓国バー サラン(Saran:ブログ
住所:中央区南4西3 第2グリーンビル7F
電話:011-212-1211
営業時間:(月~木)19:30~1:00(金・土)19:30~2:00
定休日: 日曜(月曜日が祝日の場合は日曜日営業、月曜日休)
システム:90分3000円(税・サービス料15% 別)飲み放題
延長30分1000円
ドリンク800円~
カラオケ無料




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⑰すすきの祭り2019・花魁道中と、浴衣DAY
⑱また、卒業?・・
⑲まさかの閉店???
⑳そして、営業最終日!



PS:卒業したメインスタッフも北海道にいたような・・

*****

で、以下、おまけの情報ということで、地震の詳細と、北海道電力の停電の話。。
細かいので、興味がない方は、パスして下さい。

真冬とかではなくて、本当に不幸中の幸いでしたね。

深夜で、火を使う時間ではなかったことも幸いしていると思います・・。



Ⅰ.北海道胆振東部地震

発生日時:平成30年9月6日3時7分 マグニチュード6.7(暫定値)

場所:胆振地方中東部・深さ37km(暫定値)

震度:【最大震度7】

(震度7)北海道厚真町
(震度6強)安平町・むかわ町
(震度6弱)千歳市、日高町、平取町、札幌市東区
(震度5強~1)北海道~中部地方まで


このため、札幌も結構揺れています。

気象庁札幌管区気象台・気象防災部地震火山課が、現地調査報告を掲載しています。

札幌も一部で、被害が大きかったようです。



Googleも災害情報マップで、地震前後の衛星写真を公開しています。(Google Japan Blog)



Googleは、被害状況の把握等の一助になることを祈念して公開したとのこと。


Ⅱ.北海道全域停電

地震発生後に、北海道内の火力発電所が、複数緊急停止。

北本連系線により、一時期、本州からの電気の供給も行ったが、電気の使用量と発電量のバランスが崩れたことで、周波数(50Hz)が乱れ、結果として、北海道内の全域で停電(約 295 万戸)。

その後、北海道電力は、水力発電所で、発電を随時開始し、火力発電所に電気を送り、火力発電所の発電を再開した。

なお、 泊発電所は、外部電源を喪失したものの、非常用電源により受電し、問題はなかった。

9月8日には、火力・水力・北本融通や、自家発・他社受電を加えて、350万kW程度を確保したため、停電がほぼ解消したが、北海道の9月5日の最大需要が380万kWだったことや、トラブル時のこともふまえて、節電をお願いする状況となっていた。


今回の震源近くにあった、苫東厚真石炭火力発電所は、以下の状況となっており、1号機(35万kW)が9月19日に復旧、2号機(60万kW)は10月中旬、4号機(70万kW)は11月以降の復旧予定となっており、冬季には何とか間に合わせるべく進める方向で進めている模様。

1号機:(35万kW:1980運開)ボイラー管2本損傷・取替、健全性確認 復旧:9月末以降
2号機:(60万kW:1985運開)ボイラー管損傷(1号より本数多い)    復旧10月中旬以降
4号機:(70万kW:2002運開)タービン不具合・タービン冷却後点検   復旧11月以降
※3号機は、2005年に廃止している。

また、台風で被災した関西電力を除くすべての電力会社から、約150台の移動発電機車と、合計約700名の社員が、北海道に応援に入っている。

北海道電力は、復電後、平日8:30~20:30を節電のお願い時間としていたが、苫東厚真復旧後は、無理のない節電を呼びかけている。

北海道エリアの電力需給状況は、でんき予報として、毎日公表されており、全国的な電力系統を管理している、電力広域的運営推進機関は、東北電力と東京電力の2社に対し、9月7日以降、北海道電力の需給状況改善のため、電気を供給するよう毎日指示を行ってきた。

当初は固定で、60万kWだったが、9月10日からは東北⇒北海道を最大20万kWの固定とし、東京電力からの電力を、時間と量を調整している。

現在は、札幌なども電気は点いているが、この状況では節電が望ましいことがわかる。



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